『学校を休むことができない』
そんな緘黙症当事者は、結構いるみたいです
休めない理由は、不安が強いからです
- 休んだら目立つかも知れない
- 親に、学校で話せないことがバレたらどうしよう
- 学校で変に噂されてたらどうしよう
僕も毎日辛いのを我慢して、極限状態で学校に行っていました
そんな僕の、学生時代の思い出は…
- 学校祭で一日中トイレに引きこもる
- 日常的に、腹痛・下痢が起こる
- 行事の前日になると、血の気が引いて吐き気がする
- 緊張で心臓が痛くなる
こんな思いをするくらいなら、学校を休んだ方が絶対に良かった!!!
だから、皆さんにも
「無理しないで。学校は休んでも良いんだよ」
そう伝えたくて、今回の記事を書きました
しかし、何事にもメリット・デメリットというものが存在します
そこで今回は『緘黙症の僕が思う、学校を休むメリット・デメリット』について書いていこうと思います!!!
コメントくれると嬉しいな♪
この記事は以下の人に向けて書いてます
- 場面緘黙症の人
- 学校に行きたくない人
- 学校を休みたいけど、休む
学校を休むメリット
- 『一生に残る、嫌な思い出』を作らずに済む
- 精神的な余裕が生まれる
- 親に理解してもらえる(かも)
この3つです
それでは順番に紹介していきます!
れっつごー
①『一生に残る、嫌な思い出』を作らずに済む
僕は無理して学校に行っていたので、冒頭に言った
- 学校祭で一日中トイレに引きこもる
- 日常的に、腹痛・下痢が起こる
- 行事の前日になると、血の気が引いて吐き気がする
- 緊張で心臓が痛くなる
という、最悪な思い出が出来ました
その時の辛さ・悲しさは今でも鮮明に思い出せます
「誰かずっとここのトイレ入ってね?」とドアの前で話し声が聞こえたときは、血の気がひきました
思い出すだけで、胸が苦しくなります!
それって…もしかして恋…?
その日さえ休んでいれば『一生に残る、嫌な思い出』を作らずに済みました
②精神的な余裕が生まれる
修学旅行の前日なんかは、とてつもなく不安でした
現実逃避のためにお菓子を食べまくって、ゲームしまくって、Youtube見まくって…
それ以外にも、過食・自傷・依存など、危ない場面が多々ありました
学校を休んでしまえば、だいぶ精神的な余裕が生まれます
余裕のある大人になりたいなー
③親に理解してもらえる(かも)
親は、学校で子供がどういう状態なのかを知りません
特に緘黙症の場合、家では普通なので気づかれません
『学校に行っているから大丈夫だろう』と楽観視されます
そんなとき、親に「学校休みたい」と言えば、いかに自分が切羽詰まっているかが伝わるかも知れません
ただ、休みたい理由はきちんと話さないといけません
そうすれば、親に理解してもらえる…かも
しかし確かシカもカモシカもアシカも蚊もカカシもしかもアシカもカモじゃないかもー(早口)
「そんなのただの甘えだ」と安易に言ってしまう親は、信用なりません…
- 仮病を使う
- 学校に行くフリをする
- 一度学校に行ってから、早退する
- こっそり学校に連絡して休む
などの工夫が必要だと思います
あと公園でハトにエサやるとかね
学校を休むデメリット
- 『一生に残る、良い思い出』も作れない
- 成功体験が積めない
- 学校に行きにくくなる
- 罪悪感が残る
- 勉強についていけなくなる
あ、デメリットの方が多いやんけ…
と、とりあえず、紹介していきます!!!
れっつごー
①『一生に残る、良い思い出』も作れない
- 「一緒にご飯食べよう?」と誘ってくれた
- 休み時間にトランプをして遊んだ
- 常に自分を気にかけてくれる、優しい人がいた
些細なことでも、しっかり思い出として残っています
それだけ嬉しかったんですよね…
『一生に残る、嫌な思い出』を作らずに済む代わりに『一生に残る、良い思い出』も作れません
②成功体験が積めない
学校を休むと、人と関わる機会が減ります
- 勇気を出して、自分から声をかけられた
- 「ありがとう」とお礼が言えた
- 緊張しながらも、みんなの前で発表ができた
など、自分の成功体験を積むチャンスが、そもそもありません
チャンスが、もそもそありません
③学校に行きにくくなる
一度学校を休んでしまうと…
- 同級生に噂されているんじゃないか
- いきなり学校に行ったら目立つんじゃないか
- みんなに注目されるんじゃないか
と、不安が強くなるかも知れません
休めば休むほど、学校に行きにくくなってしまいます
この挽き肉、引き抜きにくい
④罪悪感が残る
僕は昔、親に嘘をついて、習い事をズル休みしたことがあります
(行くのが嫌過ぎて体調は悪かったので、あながち嘘ではない)
本当に休んで良かったのかな…
これって、自分に対する甘えじゃないのかな…
という罪悪感は、思っている以上にでかいです
『逃げる時は全力で逃げる。』
罪悪感に押しつぶされそうなときは、とりあえず『戦略的撤退』とします!
休んだ分、勉強や運動など将来の自分のために努力します
ある程度開き直ってしまえば、罪悪感も減るはず…
『食うときは全力で食う。』
⑤勉強についていけなくなる
勉強を頑張れば、将来の生き方の選択肢を増やせます
日常を生きにくい緘黙症当事者にとって、それはとても大事なことだと思います
だから、勉強についていけなくなるのは死活問題です
学校を休んでも、勉強を教えてくれる友達もいませんし…(´;ω;`)
な、泣くなよ…
まとめ
デメリットの方が多くなっちゃった…
まぁ基本的には、学校は休まない方がいいと思います
ただ、精神的に追い詰められているなら、話は別です
勇気を出して休んだ方が、きっと僕のようにならなくて済みますよ!!!
ここまで読んでくれてありがとう!!!!
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