【緘黙症の後遺症】残念な出来事が起きました…

メンタル克服

はじめに

高校3年間全く話せなかった僕も、今ではある程度普通(?)に話せるようになりました!

ぷょちゃん
ぷょちゃん

おめでとー

…と自分では思っているものの

周りから「〇〇君って、全然話さないよね」と言われることが結構あります

ぷょちゃん
ぷょちゃん

かわいそう

自分では『たくさん話せるようになった!』と喜んでいても、周りから見ればそれは普通なんですよね

そんな『自分と周りの感覚の違い』も【緘黙症の後遺症】の1つだと思います

今回は、その【緘黙症の後遺症】が原因で起きた

  • 『職場での残念な出来事』
  • 『その対策として僕がしていること』

について、書いていこうと思います!!!

この記事は以下の人に向けて書いてます

  • 場面緘黙症の人
  • 後遺症のせいで生きにくいと思っている人
  • 後遺症のせいで働きにくいと思っている人
  • 後遺症が憎いと思っている人
  • このクギ引き抜きにくい

【緘黙症の後遺症】が原因で起きた残念な出来事

ケース① 新人の頃

今の職場(病院)で働き始めた頃、僕はよく怒られていました

ぷょちゃん
ぷょちゃん

大変だね

怒られたとき、僕はすぐに「すいませんでした!」と謝ろうとするのですが…

なかなか言葉が出てきません

そのときの、僕の頭の中はこんな感じ↓

【僕の頭の中】

怒られた…(猛烈に反省)
謝らないと…
でもまた同じようなミスを繰り返すんじゃないか…
対応策を考えてそれも言わないと、反省してないと思われるんじゃないかな…
でも下手なこと言ったら、言い訳してると思われるかも…

こんな感じで、緘黙症特有(?)の現象『アタマンナカグルグル』(今名付けました)が起きます

かなり長考した後、やっとの思いで僕は言葉を発します

「……すいませんでした」

でも、そのとき怒っている上司の頭の中は、たぶんこんな感じ↓

【怒っている上司の頭の中】

素直にすぐ謝らないなんて反抗的だな
なんですぐにスッと謝らないんだ
何を考えているんだ

結果、次のように怒られます

「何?なんか納得いかないことでもあんの?」

ケース② とても忙しい1日

ある日、僕は「これやっておいてくれる?」と仕事を頼まれました

しかしその日はかなり忙しく、正直そこまで手が回りませんでした

そこで、僕は「すいません!ちょっと今はどうしても手が離せません!(汗」

と伝えたいのですが、とっさに言葉が出てきません

結果、上手く伝えられないまま時間は過ぎていきます

~1時間後~

「え?まだやってないの!?」

ケース③ 夜勤の巡回

僕が働く病院では、夜勤中2時間おきに、患者さんの部屋を巡回しなければいけません

ですが看護師さんが巡回の時間に気づかず、居眠りをしていました

僕は勇気を出して声をかけます

巡回の時間ですよ~

僕の声が小さ過ぎて、看護師さんは気づきません

~5分後~

「なんで起こしてくれないの!!」

【参考】僕が今までに聞き間違えられたことのある会話

自分「すいません、これお願いしてもいいですか…?
相手「え?今なんか呪文唱えた?」

自分「えー!!」←ナイスなリアクションしてるつもり
相手「へぇ~」ってキミ…興味なかった?

自分「いやいやいや!」←ノリツッコミのつもり
相手「Ya-Ya-yah?え、なんで急にチャゲアス?」

ぼくが考えたさいきょうの対策

そんなこんなで、残念な出来事がよく起きます

対策として、僕が普段している

  • 対策① とにかく頭に浮かんだことを口に出す
  • 対策② 相手から話しかけるよう仕向ける
  • 対策③ 近くに行く

の3つをご紹介いたします

対策① とにかく頭に浮かんだことを口に出す

例えば『ケース① 新人の頃』の場合

その場で「……すいませんでした」としか言えないのは、しょうがないので諦めます

その後でいいので、色々つけ足します

  • 「あぁ…また…」とか
  • 「これを先にすれば良かったですよね…」とか
  • 「いつもこうなんですよね…」とか

とにかく頭に浮かんだことを口に出します

すると良い感じになるパターンが、たまにあります

良い感じになるパターン①

ぼく「……すいません……あぁ…また…」(落ち込む)
上司「…まぁ、私もそれよく忘れるんだけどね。次からは頑張ってよ」

共感してくれるパターンです

結局は怒られますが、同じ『怒られる』でも気持ちが全然違います

それだけで心が軽くなったりします

良い感じになるパターン②

ぼく「……すいません……これを先にすれば良かったですよね…」(落ち込む)
上司「違う違う!そういうときは先にここをこうすればいいんだよ!」

思わぬ改善策が見つかるパターンです

言い訳に思われて、さらに怒られることもありますが…

「言っておいて良かった!」となることの方が、体感的には多いです

良い感じになるパターン③

上司に直接その場で言えなくても大丈夫です

他の先輩とかの前で
ぼく「……すいません……これを先にすれば良かったですよね…」(落ち込む)
先輩「もしかして○○さんに教わった?あの人の言うことは信じない方がいいよ!」

○○さんのせいにしちゃうパターンです

ぷょちゃん
ぷょちゃん

おい

こんな感じで、とにかく言葉数を増やせば何とかなります

ぷょちゃん
ぷょちゃん

適当か

対策② 相手から話しかけるよう仕向ける

具体的な方法はこちら

  1. 目を合わせるor相手に近づく
  2. 挨拶をする
  3. どうでもいい事を話しかける

『どうでもいい事』っていうのは

  • 「お疲れ様です」
  • 「なんか寒いですね」
  • 「寒いんですか?」
  • 「お腹減りましたね」
  • 「めっちゃ天気いいですね」
  • 「天気悪いですね」
  • 「曇ってますね」
  • 「雨降ってます?」
  • 「眠たい…」

こういう感じです

実際僕の第一声は、ほぼ100%この中のどれかです
(たぶん「こいつ毎回同じことしか言わねーな」って思われてる)

でも、10回中3回くらいは、相手が勝手に話を続けてくれます

そして、どうでもいい会話から

「何か手伝うかい?」と言ってくれたり
「あれやるの忘れてるよ!」と教えてくれたり

自分のメリットになる会話につながることが多いです

でも大した話題もないのに話しかけているので、やり過ぎると微妙な空気になります

対策③ 近くに行く

声が小さいことへの対策です

ただ、何も言わずににじり寄ると「えっ、何この人怖い…」って思われる危険性があります

僕の場合は…

  1. 他の用事でたまたま近くを通りかかった風を装う
  2. 「あっ、そういえばあの件ですけど…」と話し出す

という手法をとっています

まとめ

色々と厳しい現実はありますが…

今まで、努力したり、周りの人の支えがあったり、時間とともに自然と軽快したり

全く話せなかったあの頃より話せるようになったことは間違いないので、自信を持ってください!!!

ぷょちゃん
ぷょちゃん

今まで色々あったけど、頑張ったよね

全然まとまってないけど、これで終わりです!!!

緘黙症の後遺症についてはこちらにもまとめてあるので、良かったらこちらもお願いします!!!

コメント

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