緘黙症の僕が「これ言われたら傷つくなぁ…」と思う言葉をまとめました
傷だらけだよ!
この記事は以下の人に向けて書いてます
- 場面緘黙症の人
- 場面緘黙症の子を持つ親
- 場面緘黙症の人と関わる全ての人へ
「頑張って!」
頑張ってるときに言われるとキツイ言葉
「結構、頑張ってるのにな…」
「今以上に頑張らないといけないの?」
と思ってしまいます
特に緘黙症のような、目に見えない障害の場合
「自分の頑張りは、周りには理解されないんだよな…」と改めて落ち込みます
そういうときは、こう言ってほしいです
「頑張り過ぎてない?」
「無理してない?」
「何か力になれることはある?」
この方が「頑張ろう!」思えます
(でも、たまに「頑張って!」と背中を押してほしいときもあります…)
「少しずつでいいから、話せるように頑張ろうね!」
僕はこれを聞いて「自分は話せるようにならないといけないんだ」と思い込んでしまいました
そして『話せるように努力する→上手くいかず落ち込む』という悪循環に陥りました
話せるようになることだけが、全てではないと思います
- 環境を変える
- 関わる人を限定する
- 会話以外のコミュニケーション手段を作る
といった方法もあります
『話せなくても生きやすい環境づくり』も大事なのかなーと思う今日この頃です
「甘えなんじゃないの?」
「自分は甘えているだけなんだ…」と落ち込みます
緘黙症は不安症の一種です。甘えではありません
アマビエは甘えびではありません
「大人しくて偉いね~」
子供の頃は、これを言われる度に喜んでいました
でも、これは『周りの大人たちにとって都合が良い』だけでした
『学校で緘黙症の子が問題視されない原因』でもあります
「(迷惑をかけないから)偉いね~」
「(うるさくしないから)偉いね~」
今ではこの言葉を聞くと、気持ちが暗くなります
明るくなぁれ☆
「『あ』って言ってみて」
これを言った人は死刑になればいい
いや、怖いって…
「私も人見知りで、話すのが苦手だったよ…」
そのとき、僕はこう思いました
「じゃあどうして自分だけ、いつまで経っても話せないんだろう」
「努力が足りないのかな…」
「こんな自分はダメな人間なんだ」
当時は緘黙症を知らなかったため、自分を責めるしかありませんでした
むちであるがゆえにおきたひげき
「スタート地点はみんな一緒なんだよ!」
励まそうとしてくれているのはわかります
ただ、人によってスタート地点は違うんじゃないかと思います
もし同じだとしても、緘黙症などの疾患を抱えていると、周りとの差はどんどん開いていきます
大人になってから、開いた差を埋めるのはとても大変です
キノコ食ってスピードアップしようぜ
「自分を変えないと!」
むしろ、ありのままでいられないこの世界が変わるべき
僕を中心にして、世界は周っている…
最後ちょっとふざけたね
まとめ
色々好き勝手書きましたが…
こんなことは気にせず、自然に話してくれるのが一番嬉しいです
おい、今までの時間を返せ
いっぱい話しかけてね!!!
ここまで読んでくれてありがとう!!!
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