『緘黙症の人が病院で、ひどいことを言われた』
という書き込みを、SNSでよく目にします
どうしてこんなことが起きるのか
理由を考えてみました
- 医者が緘黙症を知らないから
- 本人が自覚していないから
- 自分の症状を上手く説明できないから
- 緘黙症に似ている病気があるから
- 身体的な検査が無いから
- 病院では話せているから
こちらの6点になります
順番に説明していきます!
暇なんだね
この記事を読めば…
- 『病院に行っても、緘黙症と診断されない原因』がわかる
- 知識のある医者を選ぼうと思える
- 緘黙症に理解のある病院を調べようと思える
病院に行っても、緘黙症と診断されない原因
1.医者が緘黙症を知らないから
そもそも、緘黙症を知らない医者が多いようです
そのため、冒頭で書いたように、単なる『人見知り』や『甘え』と誤診されてしまいます
今すぐ医者辞めろ
これは、まだまだ緘黙症の認知度が低いせいだと思います
事前にネットでの口コミなどを活用して、緘黙症に理解のある病院を選びましょう
2.本人が自覚していないから
精神疾患の診察は、聞き取りが基本になるそうです
本人が『自分は甘えてるだけなんだ…』という意識だと、医者に正確な状況が伝えられません
よって、医者も正確な診断がしにくくなります
こちらも、緘黙症の認知度が低いことが原因になると思います
そういう子に、このブログが届きますように!!!
3.自分の症状を上手く説明できないから
本人が緘黙症を自覚していても、自分の症状を上手く説明できない場合
医者に自分の意思を伝えられません
よって、誤診されたり、正確な診断が難しくなります
など、別の方法を考えた方がいいかも知れません
「医師に意思を伝えられない」ってか!!
4.緘黙症に似ている病気があるから
- 失声症
- トラウマ性緘黙(ショックな出来事による急性のストレス障害)
- けいれん性発声障害
- うつ病(会話意欲の低下)
- 虐待(緘黙に似た症状が出る)
といった、緘黙症に似ている病気も多いため、緘黙症と診断されにくくなります
ややこしや~
5.身体的な検査が無いから
精神疾患は身体的な病気と違って、MRIやCT、レントゲン検査があるわけじゃありません
そのため、緘黙症と診断されにくくなります
これは、精神疾患全般的に言えることだと思います
※ただし、精神疾患の原因となる病気を診断するために、血液検査等をすることはあるそうです
例)うつ病の場合→風邪・高血圧・認知症などがうつ病の原因となる場合があるため、身体的な検査を行う
※また、最近はMRIや血液検査で直接、精神疾患を診断する研究もあるみたいです
最新の研究すげぇ
6.病院では話せているから
緘黙症は人によって『話せる場面』と『話せない場面』が様々です
『学校では話せなくても、病院では話せる』人の場合
「今は話せてるじゃん」ってなります
だからそれが緘黙症なんだよぉ!!!!(泣)
まとめ
以上『病院に行っても、緘黙症と診断されない原因』について考えてみました
だからと言って、病院に行かない方がいい。というわけではありません
適切な診断・適切な治療を受けられる病院を、しっかりと見極めることが大切です
なんか偉そうなまとめ方だね
ここまで読んでくれてありがとう!!!!
YouTubeもやってるから、良かったら見てみてね!!!!
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